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胸がたかなる学びを【たかなる教室】
子どもの好きや好奇心を第一に考えワクワクを引き出す探究型IT・プログラミング教室「たかなる教室」。ひと昔前まではIT・プログラミング教室と聞くとハードルが高いイメージが強かったが、現在YouTubeやオンラインゲームの普及により習い事としての人気が高まっている。今回は、子どもたちの好奇心を大切にし、学びの中から子どもたちの可能性を広げる活動をおこなっている「たかなる教室」代表の中川慶人さんにお話を伺った。
現在、市内・オンラインで4校のIT・プログラミング教室を開校している中川さんだがプログラミング講師になる以前、整体師・靴磨き・ウェブライター等の職業を経験してきたという。「教師になりたいという思いを持ちつつ、子どもたちにより多くのことを教えるためには私自身に社会での経験が必要だと思い、色々な経験をしてきました。たくさんの選択肢の中から様々な経験を重ねたうえで改めて“教育”の分野に進んでいくことを決めました」。色々な教室を見学し、講演会に赴き、自身で学習していく中でプログラミングは子どもたちの選択肢を広げるツールだということに気づきIT・プログラミング教室の開校を決意。たかなる教室という教室名には「胸が高鳴る。好きという気持ちや興味を広げてほしい」という思いを乗せている。
中川さんは、IT・プログラミング教室以外にも子どもたちの創造力、自立心を育む取り組みとして無人島体験やイングリッシュキャンプ、職業体験イベントを他業種の方たちと共同で開催している。「IT・プログラミングは子どもたちの可能性を広げる大切なツールではあるのですが、興味を広げる経験は自然の中でもできると思っていて。画面の中で完結するのではなく肌で感じ体験することも大切にしていきたいです」。
中川さんはプログラミング講師としてIT・プログラミングを教えることだけがゴールではないという。「子どもたちの好きに寄り添い、やりたいことをサポートし、子どもたちが自身の力で目標をやり遂げることがゴールだと思っています。親御さんから任せていただける自由な教室を目指し、これからも色々な人たちと協力しながら子どもたちにとってプラスになる体験の場を増やしていきたいです」。子どもたちの可能性を広げ、「やりたい！」をサポートする中川さんの活動にこれからも注目していきたい。