BUSINESS
事業者紹介
まちなかの魚屋さん【西尾水産】
新鮮な魚介類や手作りの惣菜を、会話しながらお買い物
まちなかの三間通りに、新しく魚屋が誕生しました。和風の建物に、大きな看板が目を引きます。店主は、以前須田町で生鮮魚介類の卸売・販売をしていた西尾水産の杉浦さんご夫妻。諸事情で須田町の会社を閉めることになりましたが、お客さんから「まちから魚を買える場所がなくなると困る」という声を受け、継続するため近隣で空き物件探しに奔走。市の空き店舗等活用事業も利用し物件とマッチング、令和6年7月にオープンしました。
毎朝市場から直接買い付ける魚介類はどれも新鮮でお値打ち価格!お魚は、お店でお刺身、焼き、煮付などの調理をお願いすることも可能です。その他、お刺身、焼き魚、煮魚、日替わりの惣菜、乾物、冷凍商品などが売られていて、ご家庭で楽しむことができます。
お店でLINE登録をすれば、営業日にその日の生鮮魚類や惣菜が写真で配信されて、便利です。
「おしゃべりしながらお買い物を楽しんでもらえるお店にしたい」と杉浦さん。SNSなどを活用した宣伝ではなく、利用されたお客さんの口コミで徐々にお客さんが増えています。たまたま取材時に来店された主婦の方も「お店の人と話しながら買える魚屋さんが市内にどんどん無くなっているから、まちなかにできてとても嬉しい」と喜ばれていました。店先の日替わりの手描き看板だったり、店内で杉浦さんのお孫さんとお客さんとのふれあいがあったりと、人のあたたかみが感じられるお店です。
人とのコミュニケーションを大切にするまちなかの魚屋さん。ぜひ一度覗いてみてください。