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事業者紹介
パンとカフェとバル【本町オーブン】
まちなかに欲しかったものが、一つのお店に集まりました。

毎朝お店で焼き上げる美味しいパン、モーニングから夕方までゆっくりとくつろげるカフェ、料理とお酒のペアリングを楽しむバル…そんな“あったらいいな”が集まったお店「パンとカフェとバル 本町オーブン」。2024年5月にオープンしてから、ご近所のお年寄りや子連れのママ達、市外からの若いカップルなど、幅広い世代の様々なお客さんが足を運ぶ、西尾のまちなかの新たな魅力ある目的地となっています。オーナーの牧さんから話を聞きました。

西尾市在住の牧さん。二児の母でもある彼女は、家族や友人と出かける際に市外まで行かなくても良くなるような、素敵な居場所になるお店を作りたいという想いを抱いていたそうです。まちなかでその夢を叶えたいという想いに共感したパン職人、焼き菓子職人、シェフが集まり、朝から夜まで利用できるお店ができました。
お店を開くと決めた物件は、3階建ての元家具屋さん。頑丈で大きく、業種も違うため、改装は大がかりな工事になりました。経費削減のため、DIYでできる部分はなるべく自分達で行ったそうです。

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完成したのは、広くてお洒落で、快適に過ごせる空間。入店すると、どこか都会の新しいお店に来たかのような感覚になります。でも床を見ると、ところどころざらざらとした感じや、緑色になっている部分が。これは、家具店時代に敷いてあったカーペットを剥がした風合いをあえて綺麗にはせず、そのまま生かしているそうです。
パンは、西尾の小麦を主に使用し、自家製酵母でつくります。有名パン屋で長年働いてきた職人が、自身の経験と地元食材を生かしたパンを提供します。ドリンクを注文すればイートインも可能です。広々とした居心地の良い店内で、友人やご家族とおしゃべりしながらゆっくりくつろぐことができます。自慢のパンを使ったモーニングやランチメニューもあり。(実はモーニングタイムからお酒を飲むこともできちゃいます!)
焼き菓子は、アメリカのおばあちゃんが家庭で作るような、素朴なものをイメージしてつくられています。西尾出身の焼き菓子職人CEONさんが作る、日本人にも楽しめるアメリカンベイクが並びます。見た目も可愛く、ボリューミーでお腹も満足になるお菓子たちです。
金曜日と土曜日は、夜18時からバル営業がはじまります。お店のパンを使った料理もあり、パンとお酒を楽しむ“パン飲み”が可能です!(パン飲み…なんて魅惑的な響きなのでしょう)
お店は広く、60名程度まで入れるため、職場の歓送迎会や結婚式の二次会など大人数でのパーティ利用も大歓迎だそうです。お気軽にお店にご相談ください。
2024年11月には、本町オーブンと地域をもっと魅力的に、元気にしていくために、牧さんはお店の壁面を使ったアートプロジェクトを立ち上げました。タッグを組んだアーティストは、西尾市出身の川部浩さん。動物や植物を中心に描き、その心躍るカラフルな色使いが特徴的です。製作のための資金を募ったクラウドファンディングでは多くの方から支援を受け、2月27日に完成しました!大きな壁いっぱいのカラフルなアートは、まちを明るくし、まちなかの新たなシンボルスポットになることでしょう。
パンや焼き菓子を買いに、カフェでくつろぎに、お酒を楽しみに、壁画を見に…いろんな魅力がつまった、みんなに愛されるお店です。ぜひ足を運んでみてください。