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事業者紹介

写真を通して“今”を残す【フォトスタジオHIKARI】



 市内にある「フォトスタジオHIKARI」は、ご夫婦で営まれている温かな雰囲気の写真館です。記念日や何気ない日常の一コマを大切に撮り続け、地域の人々に愛されてきました。今回は、オーナーの鈴木勝也さん、まゆみさんご夫婦にお話を伺いました。




カメラがつないだ、新たなスタート

 フォトスタジオHIKARI(以下:HIKARI)を立ち上げたのは今から7年前。勝也さんは、もともと美容師としてキャリアを積んでいましたが、まゆみさんが写真館でカメラマンとして働いていたことをきっかけに、ご自身も写真の世界へと足を踏み入れられました。「妻がカメラマンとして経験を積んでいたこともあり、一緒に写真の仕事に取り組んでみようと思ったんです。」と勝也さんは振り返ります。現在は、スタジオとしての運営面や技術的なノウハウをまゆみさんが担い、ご夫婦で力を合わせてスタジオを支えてらっしゃいます。



思い出を“等身大”で残す特別なアルバム

 HIKARIでもっとも特徴的な撮影メニューは“等身大フォト”です。これは、お子さんの1歳前後の姿を原寸大でアルバムに残すもので、ページを開くとまるでそのままの大きさのお子さんが現れるという特別なアルバムです。「1歳の誕生日の記念に撮影される方が多いですね。2歳、3歳になったときにそのアルバムと一緒に撮影すると、お子さんの成長がより実感できます。」と、まゆみさん。
 等身大フォトはまだ地域ではあまり知られていないそうですが、今後さらに広めていけたらと考えてらっしゃいます。



撮るだけじゃない、“一緒に育つ”写真館

 撮影のご依頼で多いのは、お宮参り、七五三、成人式といった家族の節目に関わる記念撮影です。そのほかにも証明写真から遺影写真まで人物を中心に幅広く対応されています。

 スタジオとして大切にされているのは、撮影の技術だけではなく“写真に込める考え方”だといいます。「10年後、その写真を見てお子さんがどう感じるか。そこを意識して撮っています。泣いていても、笑っていても、ムスっとしていても、その時そのままの姿を大事にしたいと思っています」。そのため、撮影中はコミュニケーションを大切にし、自然な表情や雰囲気を引き出すよう心がけていらっしゃいます。



写真を“未来へのメッセージ”に

 写真の価値は、時間の経過とともに変化していくもの-そうお二人は考えています。富士山を見た時の感想を例に出し「子どもの頃はただ”大きい!”としか思えなかった富士山が、大人になると“美しい”と感じるようになる。写真も同じように、自分の経験によって感じ方が変わっていくんです」。

 写真は、その瞬間をただ記録するだけでなく、未来の自分に向けたメッセージでもある。そんな想いを込めながら、今日もHIKARIでは1枚1枚のシャッターが切られています。



PHOTO GALLERY


フォトスタジオHIKARI

西尾市羽塚西ノ山二丁目74番地A
営業時間:10:00~18:00(完全予約制)
定休日:不定休
TEL:0563-65-5288(10:00~17:00)

https://hikari-photo.xyz/